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質問です

 投稿者:シキ  投稿日:2008年10月23日(木)06時08分1秒
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  運動負荷後の最高血圧に陰性相がみられるのはなぜですか。自分で考えたり調べたのですがよく分かりません、すいませんが教えて下さい。  
 

Re: 論述問題の確認お願いします。

 投稿者:iwa  投稿日:2008年 9月 3日(水)00時36分32秒
返信・引用
  > No.5[元記事へ]

昼間部1年 inuiさんへのお返事です。その5

24について,まず呼吸中枢がどこであるかを述べていることはよいでしょう.また次にその中枢へどこからの情報入力があるのかについて説明していることもよいです.ただ,次の呼吸の調節に関する説明が不十分です.例えばどのような刺激が呼吸中枢にどのような作用をおよぼすのか,どうなったら吸気から呼気に切り替わるのかなどです.このあたりを記載された説明文よりもう少しだけ丁寧の述べられることを期待しています.

25について,「比較して述べなさい」という言葉がポイントですから,①動的収縮における収縮期血圧の変化と静的収縮における収縮期血圧の変化,②動的収縮における拡張期血圧の変化と静的収縮における拡張期血圧の変化という感じで論じた方がよいように思います.
それから,上下肢の運動の違いによる血圧変化の違いについては述べられていませんので,同じように考えてみてください.

26について,最大酸素摂取量の説明は,一見記載されている内容でよいように感じますが,説明の主語と述語だけにして読んだとき違和感を感じます.修正例としては,「最大酸素摂取量とは、運動量を増していくと、酸素摂取量が増すが、それには限界があり、それ以上運動負荷量を増しても酸素摂取量が増加しなる.このときの酸素摂取量のことである.」
また,これだけでは説明としてやや不足を感じます.何かと申しますと,最大酸素摂取量が臨床的にどのような意義を持つのかという説明です.読み手の気持ちとして,最大酸素摂取量という言葉の意味は分かった.それで・・・となるでしょう.
 

Re: 論述問題の確認お願いします。

 投稿者:iwashita  投稿日:2008年 8月30日(土)23時35分33秒
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  > No.5[元記事へ]

昼間部1年 inuiさんへのお返事です。その4

11については,良いでしょう.心拍数が増えればいいという単純な問題ではなく,1回拍出量がからむことを理解しておいてください.

12もその通りです.バルサルバテスト,バルサルバ効果,テスト中および終了後の反応,臨床的意義について理解しておいてください.

13は,まず冠循環とは何かを簡単に説明しておきましょう.それから,ここに記載されているような解剖学的なこと,臨床的問題などについて説明してください.

14について,皮膚循環には一般的な細動脈と動静脈吻合の2種類の抵抗血管が存在し,体温調節に重要な役割を持っていることを理解しておいてください.後は,ここに記載されているような暑いや寒いなどの刺激が加わるとどう反応するのか,その反応は人体にとってどんなメリットがあるのか理解しておいてください.

15の脳循環はとても特徴的な循環調節作用がありますね.ここでは3つ挙げられています.これらについてしっかり理解しておいてください.また自律神経支配に関することも特徴的ですね.

21の死腔のポイントは,解剖学的死腔と生理的死腔が存在することです.肺の導管部分(つまりガス交換に関与しない気管)を解剖学的死腔といいました.また呼吸領域であってもガス交換に関与しないガス容量を生理的死腔といいました.例えば肺胞に10の酸素が届いていたとしてもそこに7の酸素しか受け入れらないだけの血液が流れていたら,残りの3の酸素が生理的死腔というわけです.健康な人ならば死腔のほとんどは解剖学的死腔です.成人でおよそ150mLといわれてます.よく残気量と間違えて1000mLと答える人がいますので注意しておいてください.
 

Re: 論述問題の確認お願いします。

 投稿者:iwa  投稿日:2008年 8月29日(金)11時56分33秒
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  > No.5[元記事へ]

昼間部1年 inuiさんへのお返事です。その3

8の心電図については,モデル波形を図に描いて(特徴を捉えておくこと)説明してください.特徴とは,高さや傾きや鋭さなどです.また,12誘導で得られる波形でP,QRS,T波がどれか指し示すことができるようになっておいてください.


9においては,まず,内因性調節機構とは,Frank-Starlingの法則によって説明される収縮力の調節機構で,拡張末期の心筋の伸展度合いに支配されている機構のことです.次に,「外因性調節因子としては、心臓を支配している交感神経活動と副腎髄質から分泌された循環血液中のアドレナリンとノルアドレナリンは、1回心拍出量の主たるものである。」の部分は,「調節の主たるもの」なんでしょうが,もう一歩踏み込んで,どのように作用するのか簡単な説明を加えていただきたいものです.

10では,「駆出期のピークの血圧は収縮期血圧といい、最低血圧は拡張末期に生じる(拡張期血圧)。」という説明文は,「○○は○○といい,△△は△△という」のように同じ流れで記載すると読みやすいでしょう.次に「およそ○○程度です.」は,およそと程度は同じ意味ですので,どちらかを消すと文がすっきりして見えます.
さて,脈圧と平均動脈圧についてですが,この臨床的意義といいますか,それがどのような意味を持っているのかについての説明は加えてほしいと思います.
 

Re: 論述問題の確認お願いします。

 投稿者:iwa  投稿日:2008年 8月29日(金)11時20分41秒
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  > No.5[元記事へ]

昼間部1年 inuiさんへのお返事です。その2

6の心筋の特徴についてですが,この記載はノートであり,説明しているとはいえませんので,文章(説明文)で記載し直してください.

7の心臓が有効なポンプとして機能することの説明は,刺激伝導系の話だけでは不十分です.では他にどういうシステムがないといけないでしょうか? 例えば血液の流れが一方向にならなければ有効なポンプとはいえないのではないでしょうか.またここで述べられている刺激伝導系は,刺激の伝わり方の説明であって,その伝わり方がポンプとしての有効性にどう関係しているのかについての根本的な説明がありませんね.心房と心室の収縮が同時ではないことがヒントになると思います.
 

ありがとうございます!

 投稿者:昼間部1年 inui  投稿日:2008年 8月29日(金)09時34分25秒
返信・引用
  先生の訂正文を参考にさらに確認したいと思います。  

Re: 論述問題の確認お願いします。

 投稿者:iwashita  投稿日:2008年 8月28日(木)21時55分37秒
返信・引用
  > No.5[元記事へ]

昼間部1年 inuiさんへのお返事です。少し修正しましたので確認してください.とりあえず1,3,4,5だけです.確認する上での注意として,あくまでも記載されていた説明文を好みの文章に変えたり,誤っている内容を修正したにすぎません.

> 1:血液の基本的な作用としては、栄養物を消化管から組織へ運搬を行なったり、酸素を肺から組織へ運搬し、CO2を組織から肺に運搬してガス交換を行なう。代謝による老廃物を産生の場所から排泄の場所に運搬する。ホルモンを内分泌腺から特定の標的臓器に移送する。細菌等といった外敵から身体を防護する作用がある。

⇒血液の基本的な作用としては、栄養物を消化管から組織へ運搬する、酸素を肺から組織へ運搬し、CO2を組織から肺に運搬してガス交換を行なう、代謝による老廃物を産生の場所から排泄の場所に運搬する、ホルモンを内分泌腺から特定の標的臓器に移送する、細菌等といった外敵から身体を防護することである。

> 3:ミオグロビンは心筋や骨格筋に存在する酸素結合タンパク質である.ミオグロビンは赤血球のヘモグロビンよりも酸素親和性が高く、酸素とくっつきやすい。
> 運動している筋肉で好気的代謝の要求に対して毛細血管からの酸素供給が不十分な場合に,酸素の貯蔵庫となっているミオグロビンが酸素を供給することができる。
> つまり組織の低酸素血症がひどいときにミトコンドリアでのATP産生を維持するために,ミオグロビンに結合していた酸素が使用される。例えば激しい運動をしているときの骨格筋や,毛細血管の循環が一時的に遮断されたときの心臓の収縮時などに使用される。

⇒ミオグロビンは心筋や骨格筋に存在する酸素結合タンパク質である。ミオグロビンは赤血球のヘモグロビンよりも酸素親和性が高く、酸素とくっつきやすいという性質を持つ。
例えば激しい運動をしているときの骨格筋や,毛細血管の循環が一時的に遮断されたときの心臓の収縮など、運動している筋肉の好気的代謝の要求に対して毛細血管からの酸素供給が不十分な場合に,酸素の貯蔵庫であるミオグロビンから酸素が供給される。
つまり組織の低酸素血症がひどいときにミトコンドリアでのATP産生を維持するために,ミオグロビンに結合していた酸素が使用されるのである。

>
> 4:自然免疫系…自然免疫系は、年齢や感染の有無に関わらず、強い変動を示さない初期防御機構からなる。自然免疫には、非自己異物を広く認識する免疫を非特異的と呼び、多くの中から特定の微生物だけを認識する非特異的認識の特徴がある。主に4つの細胞と3種の異なるタンパク群によって構成される。メモリー機能は持っていない。
> 獲得免疫系…獲得免疫系は、非常に広範囲にわたる様々な微生物から体を守る機構を持っている。自然免疫系の反応と異なり、獲得免疫系は抗原特異性とメモリー機能を持つ。一度抵抗性を獲得すると、それは数年続く。
>
⇒自然免疫系は、年齢や感染の有無に関わらず、強い変動を示さない初期防御機構からなる。自然免疫は、体内に侵入してきた非自己異物を広く認識するという非特異的認識が特徴である。主に4つの細胞と3種の異なるタンパク群によって構成される。
獲得免疫系は、非常に広範囲にわたる様々な微生物から体を守る機構を持っている。自然免疫系の反応と異なり、獲得免疫系は抗原特異性とメモリー機能を持つ。一度抵抗性を獲得すると、それは数年続く。

(オリジナルに記載されていた「多くの中から特定の微生物だけを認識する」は,特異的認識であり,獲得免疫系(適応免疫系)の特徴ですので,間違わないでください.また,「4つの細胞と3種の異なるタンパク群」を挙げると・・・?)


> 5:血液は,上大静脈と下大静脈の2本から右心房に入る。右心房に入った血液は,右の房室弁(三尖弁)を通って右心室に入る。右心室に入った静脈血は,肺動脈弁を通って肺に拍出される。そこで,酸素が摂取され,二酸化炭素が排出される。酸素をたくさん含んだ動脈血は,左右の肺合わせて4本の肺静脈から左心房に入る。この流れは、肺循環という。その後、左心房に入った動脈血は,左の房室弁(二尖弁または僧帽弁という)を通って左心室に入る。左心室に入った血液は,大動脈弁を通って全身の組織に拍出される。これを、体循環という。その後再び血液は、右心房に入る。
> 右心室→ 肺動脈→ 細動脈→ 毛細血管(重要な物質交換が血液と肺胞間で行われる)→ 細静脈→ 肺静脈(4本)→ 左心房→左心室→ 大動脈→ 身体の各器官や組織の動脈→ 細動脈→ 毛細血管(重要な物質交換が血液を細胞間で行われる)→ 細静脈→ 静脈→ 上大静脈または下大静脈→ 右心房→右心室
>
⇒血液は,上大静脈と下大静脈の2本から右心房に入る。右心房に入った血液は,右の房室弁(三尖弁)を通って右心室に入る。右心室に入った静脈血は,肺動脈弁を通って肺に拍出される。そこで,酸素が摂取され,二酸化炭素が排出される。酸素をたくさん含んだ動脈血は,左右の肺合わせて4本の肺静脈から左心房に入る。この流れを肺循環という。その後、左心房に入った動脈血は,左の房室弁(二尖弁または僧帽弁という)を通って左心室に入る。左心室に入った血液は,大動脈弁を通って全身の組織に拍出される。その後再び血液は、右心房に入る。これを、体循環という。
 

論述問題の確認お願いします。

 投稿者:昼間部1年 inui  投稿日:2008年 8月26日(火)11時23分31秒
返信・引用 編集済
  1:血液の基本的な作用としては、栄養物を消化管から組織へ運搬を行なったり、酸素を肺から組織へ運搬し、CO2を組織から肺に運搬してガス交換を行なう。代謝による老廃物を産生の場所から排泄の場所に運搬する。ホルモンを内分泌腺から特定の標的臓器に移送する。細菌等といった外敵から身体を防護する作用がある。


3:ミオグロビンは心筋や骨格筋に存在する酸素結合タンパク質である.ミオグロビンは赤血球のヘモグロビンよりも酸素親和性が高く、酸素とくっつきやすい。
運動している筋肉で好気的代謝の要求に対して毛細血管からの酸素供給が不十分な場合に,酸素の貯蔵庫となっているミオグロビンが酸素を供給することができる。
つまり組織の低酸素血症がひどいときにミトコンドリアでのATP産生を維持するために,ミオグロビンに結合していた酸素が使用される。例えば激しい運動をしているときの骨格筋や,毛細血管の循環が一時的に遮断されたときの心臓の収縮時などに使用される。

4:自然免疫系…自然免疫系は、年齢や感染の有無に関わらず、強い変動を示さない初期防御機構からなる。自然免疫には、非自己異物を広く認識する免疫を非特異的と呼び、多くの中から特定の微生物だけを認識する非特異的認識の特徴がある。主に4つの細胞と3種の異なるタンパク群によって構成される。メモリー機能は持っていない。
獲得免疫系…獲得免疫系は、非常に広範囲にわたる様々な微生物から体を守る機構を持っている。自然免疫系の反応と異なり、獲得免疫系は抗原特異性とメモリー機能を持つ。一度抵抗性を獲得すると、それは数年続く。

5:血液は,上大静脈と下大静脈の2本から右心房に入る。右心房に入った血液は,右の房室弁(三尖弁)を通って右心室に入る。右心室に入った静脈血は,肺動脈弁を通って肺に拍出される。そこで,酸素が摂取され,二酸化炭素が排出される。酸素をたくさん含んだ動脈血は,左右の肺合わせて4本の肺静脈から左心房に入る。この流れは、肺循環という。その後、左心房に入った動脈血は,左の房室弁(二尖弁または僧帽弁という)を通って左心室に入る。左心室に入った血液は,大動脈弁を通って全身の組織に拍出される。これを、体循環という。その後再び血液は、右心房に入る。
右心室→ 肺動脈→ 細動脈→ 毛細血管(重要な物質交換が血液と肺胞間で行われる)→ 細静脈→ 肺静脈(4本)→ 左心房→左心室→ 大動脈→ 身体の各器官や組織の動脈→ 細動脈→ 毛細血管(重要な物質交換が血液を細胞間で行われる)→ 細静脈→ 静脈→ 上大静脈または下大静脈→ 右心房→右心室

6:・心筋は,横紋構造をもち,介在板が存在する。
• すべての心筋は,自発的な電気活動を示す ことができる。(ペースメーカー細胞)
• 正常心臓では,洞房結節の細胞だけがペー スメーカー活動を示す。
• 洞房結節細胞は神経支配がなくても,1分間 に約100回のリズムで自発的に活動電位を 発生している。
• 洞房結節は上大静脈の開口部付近にある。
• 活動電位では,不応期のながいプラトー相を特徴としている。
• 非強縮性(骨格筋との大きな特徴の違い)
• 静脈血の流入増加によって心筋が長く伸張されると,収縮力が増大し,心拍出 量が増える。(スターリングの法則)

7:心臓が効率的にポンプの作用をするために,心臓には興奮伝導系があり,心周期に一致して協調して収縮することができる。心筋には介在板あることで,すべての心房線維が電気的に連結されており,ほぼ同時に収縮することができる。同じように両心室もほぼ同時に収縮することができる。
洞房結節で発生した活動電位(電気的興奮)は,心房全体に広がり,そして房室(AV)結節に伝わる。房室結節に伝わった興奮は,ヒス束を通りプルキンエ線維へと伝わり,そこから心室の心筋に伝導する。だから正常な心筋は心房が収縮した後に心室が収縮する。

8:心電図は、心臓の電気的活動を記録するものであり、心臓機能が正常であるか異常であるかの情報を得ることが出来る。心電図は、心臓の脱分極・再分極により生じる小さな電位差を記録する。心電図には,P波,QRS波,T波と呼ばれる特有の波がある。
P波は,心房の脱分極で起こる。
QRS波は,心室の脱分極で起こる。
ST部は,心室筋のプラトー層。
T波は,心室の再分極で起こる。
PR間隔は房室結節における伝導の遅延を反映する。T波の後に,U波が見える.これは,乳頭筋(プルキンエ線維に至る筋)の緩やかな再分極による。心房の再分極の波は,振幅が小さく,QRS波に隠されるから見えない。心電図により、期外収縮・伝導ブロック・心筋虚血や構造的異常による不整脈を含め、種々の心機能異常に関する情報を得ることが出来る。

9:一回拍出量は、内因性調節機構と外因性調節機構の主に2つある。内因性調節機構とは、収縮力の調節機構で、拡張末期の心筋の進展度合いにより支配されている機構である。外因性調節機構とは、自律神経の活動状態や循環している各種ホルモンの量に決定されるものである。内因性調節には、Frank-Starlingの法則によっても調節される。外因性調節因子としては、心臓を支配している交感神経活動と副腎髄質から分泌された循環血液中のアドレナリンとノルアドレナリンは、1回心拍出量の主たるものである。

10:動脈における血流は拍動性である。駆出期のピークの血圧は収縮期血圧といい、最低血圧は拡張末期に生じる(拡張期血圧)。収縮期血圧と拡張期血圧の差を脈圧という。健常若年者では、安静時の動脈血圧はおよそ120/80mmHg(16/11kPa)程度である。平均動脈血圧は時間で重み付けをした平均血圧であり、拡張期圧に脈圧の1/3の値を加えて算出される。

11:心拍数が増加すると,心臓の各部屋の拡張時間も減り,左心室に入ってくる血液量も少ないと考えられる。これは,左心室から駆出される心拍出量の低下に繋がる。例えば,心拍数が70回で1回拍出量が70mLであったとすると,COは70×70で4900mLとなるが,心拍数が100に増加した代わりに1回拍出量が40mLに減ったとしたら,100×40で4000mLとなる。心拍出量は減るので血圧も低下することになる。つまり,心拍数が血圧にどのように影響するのかは,1回拍出量がどのように変化するのかも合わせて考えておかなければ単純に高くするとはいえない。

12:バルサルバテスト:喉頭を閉じた状態で呼息運動を行うこと。
バルサルバ効果:「いきむ」動作によって呼吸が止まり,血圧上昇をきたす現象
【バルサルバテストによる血圧と心拍数の変化】
1.息こらえ
・血圧の上昇反応(左心室の収縮+胸腔内圧分の上乗せした血圧上昇)
・心拍数の一過性の減少
・胸腔内圧上昇による静脈還流量の減少
・心拍出量と動脈血圧の低下
・圧受容器のインパルス頻度の減少
・心拍数の増加と末梢血管抵抗の増大とともに血圧の安定
2.テスト終了後の反応
・喉頭を開く
・胸腔内圧の低下
・血圧の低下と静脈還流量の上昇
・拡張末期心室容積の増加,心拍出量の増加
・血圧の上昇
・圧受容器による反射性徐脈
・末梢血管抵抗の低下
・もとの血圧に回復
【臨床的重要性】
排便時のいきみや重量物を持ち上げるときにもこの反応は認められる。
このバルサルバ効果は循環器疾患や高齢者などのリスク管理という意味で重要である。いきみにより血圧が許容値を超えて上昇し脳血管の破綻が起こり脳卒中を生じるなどのリスクがある。

13:心臓の栄養は左右の冠状動脈(冠動脈)の血液によって供給されている。冠状動脈は大動脈の最初の枝である。開口部は大動脈弁の背部から右冠状動脈と左冠状動脈が出ており,左冠状動脈はすぐに枝分かれして,前下行枝と回旋枝になる。冠状動脈のサイズと分布には著しい変異がある。臨床の場では,臓の筋肉への血液供給の領域から,冠状動脈は3本(左前下行枝,左回旋枝,右冠動脈)として扱われる。
右の冠状動脈:右心房・右心室・中隔後部・左心室後壁の一部
左の冠状動脈:左心房・左心室・中隔前部
心筋の酸素摂取量は他臓器に比べて高く,酸素不足に陥りやすい.心筋組織に酸素や栄養を供給した血液は,冠状静脈洞を経由して右心房に戻ってくる。冠状静脈洞の開口部は下大静脈の開口部左上に存在する。

14:皮膚循環には、動静脈吻合(arteriovenous anastomosis: AVA)は細動脈を介さず血液を細静脈に移動させる経路がある。この血管系は主に手,足,耳,鼻の皮膚と唇に存在する。動静脈吻合は交感神経に強く支配され,その刺激により強い血管収縮反応を起こす。
寒いときや熱産生が十分ではないときは,交感神経活動が亢進して,手足の皮膚血管にある動静脈吻合が収縮して,血液は皮膚表面から体内に移動させる。また,寒いときは,体幹部からくる動脈血の温度が深部静脈を流れる静脈血へ移行するので熱損失を少なくできる。これを、対向流熱交換と言う。暑いときは,AVAが拡張して,血液も皮膚表層を通って熱放散を増加させる特徴がある。

15:脳は、①自己調節作用②能動性血流増加③反応性血流増加の3つの作用によって血流を調節している。自己調節作用とは,臓器への灌流圧が変化しても血流量が一定に保とうとする働きである。心臓,脳,腎臓(生命維持に関わる重要な臓器)では,自己調節作用が強い。
能動性血流増加とは,組織(脳)の代謝の程度に比例して,血流が増加する。
反応性血流増加とは,血流が不足した後に血流が再開されると,不足分を補うように血流が増加する。つまり脳の血流量はそれぞれの代謝性需要を満たすように細動脈の抵抗を変化させて調節される。もっとも重要な代謝性因子はCO2(またはpH)である。これが増加してpHが低下すると,血管が拡張して脳血流量が増加する。交感神経系の調節はほとんどない。



21:呼吸器は伝導気導部とガス交換の2つに分かれる。呼吸によって取り込まれた気体の全てがガス交換部である。肺胞に到達できるわけではない。つまり、一部は、大気と肺胞を結ぶ気道内にあり、肺胞には到達しない。この気体はガス交換に関与しないこのことを死腔という。死腔には2種類ある。解剖学的死腔とは、取り込まれた気体の中で肺胞気と混じらないものの大きさであり、伝導気道の容積を表している。生理的死腔とは、取り込まれた気体の中でガス交換に関与しないものの容積である。

24:呼吸筋自体が呼吸のリズムを作るのではなく、下位脳幹部にある、神経機構が保持する。
延髄にある背側呼吸ニューロン群と腹側呼吸ニューロン群が呼吸リズムを産生する中枢といわれている.この場所は,上位中枢からの入力も受けているし,頚動脈小体や大動脈小体などの末梢化学受容器や,迷走神経からの入力も受けている.ニューロン群の持つ内因性リズムと肺伸展受容器からの求心性入力により吸息が終了し、呼息が始まる。呼息運動ニューロンの活動は吸息時に抑制され、一方、吸息運動ニューロンは呼息時に抑制される。これによって、リズムを形成する。

25:動的な運動では拡張期血圧はあまり変わらず、むしろ骨格筋肉の動脈が拡張するために、末梢血管抵抗が低下して拡張期血圧が下がる。静的運動の場合、筋肉の収縮は血管を圧迫し血流を妨げる心拍数上昇を伴う顕著な昇圧反応も起きる。末梢抵抗・拡張期血圧・平均動脈血圧全てが上昇する。

26:最大酸素摂取量とは、運動量を増していくと、酸素摂取量が増すが、それには限界があり、それ以上運動負荷量を増しても酸素摂取量が増加しなくなることをいう。



28:体液区間のバランス維持については、細胞の水に対する浸透と心臓のポンプ作用と重力の影響の静水圧がある。細胞の水分吸収でみると、正常浸透圧が285mOsm/kgであるので、細胞内溶質濃度が上昇の場合は、間質液より等張性を保つため、細胞内へ水が入り浸透圧を保つ。逆に細胞内容積濃度が下降の場合は、間質液へ水を排出し、等張性を保持する。
 

Re: 質問です!!

 投稿者:iwa  投稿日:2008年 7月10日(木)17時26分31秒
返信・引用
  > No.3[元記事へ]

昼間部1年 渡邊さんへのお返事です。

お返事が遅くなりすみません.あまり利用がなかったものですからチェックを怠っていました.ごめんなさい.

>  Chapter16肺胞換気と死腔のところでクロージングボリュームについて教えて頂いたのですが,クロージングポイントが速くなると肺活量は減り,残気量は増えると解釈してもいいのでしょうか?

そのように考えてよいと思います.つまり気道閉塞が早く起こっているわけで,完全に気道が閉塞するのも早まると考えられます.結果として呼出量(肺活量)は減り,残気量が増えます.
 

質問です!!

 投稿者:昼間部1年 渡邊  投稿日:2008年 6月 5日(木)19時32分20秒
返信・引用
   お疲れ様です。
 お忙しいところすみません。早速質問ですが,Chapter16肺胞換気と死腔のところでクロージングボリュームについて教えて頂いたのですが,クロージングポイントが速くなると肺活量は減り,残気量は増えると解釈してもいいのでしょうか?
 宜しくお願いします。
 

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